結束バンドとは、主に複數のケーブルを束ね、整える配線材料です。
「インシュロック」、「インシュロックタイ」と呼ばれることがありますが、これはヘラマンタイトン株式會社の登録商標です。その他、英語"Cable Tie"に由來する用語「ケーブルタイ」や、「結束帯」、「結束タイ」、「配線バンド」と呼ばれることもあります。
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結束バンドは英語で"Cable Ties"、中國語で"扎帶"、フランス語で"Colliers de serrage"、ドイツ語で"Kabelbinder"、スペイン語で"Bridas"です。
通常は、一體成形のプラスチック製結束バンドを指し、一度結束すると取り外しが出來ません。一方、再結束ができるリピートタイプや、パネルなどに固定する機能付き製品、ヘッドとバンド部がわかれた2ピースタイプなど様々なデザインの結束バンドがあります。
結束バンドを用途別に選択できます。また、結束バンドの最新情報もご紹介しています。
日本では、約50年程前から使用され始め、樹脂の柔軟性を活かした締め付けやすさ、耐久性の良さから、従來の紐結束に代わり配線結束用資材として広く使用されるようになりました。
使用される材質は66ナイロン(PA66)が一般的ですが、46ナイロン(PA46)、9Tナイロン、ふっ素樹脂(ETFE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアセタール(POM)などの樹脂でも成形されています。
國內ではヘラマンタイトン株式會社が初めて100%植物由來樹脂の11ナイロン(PA11)製結束バンドを開発し、耐熱性や耐薬品性に優れた高機能製品として販売を開始しています。その一つがガルバロックで、現在では、太陽光発電システム施工用結束バンドとして、全國のお客様からご採用頂いています。
材質だけでなく、サイズや形狀も多岐に渡るため、使用環境に合わせた製品のご選定をお願いいたします。
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